takuya
TAKUYA■report■
2002/9/11 渋谷クラブクアトロ 「ただいま」


クラブクアトロは、期待がひっそりとフロアを煙のように埋めていた。オープニングアクト(とは知らなかったが)のDJさんがテクノをガンガン回す中、じっとTAKUYAの登場を待つオーディエンス。テクノな音を楽しむ余裕はそこにはない。じりじりと、回る時計を何度も見ながら、ステージの状況が変わるのをただ待つ。…私はもちろん楽しく踊っておりました。
スタートは、予定より30分も遅れた。そしてメンバーがステージに現れる。あっノブタカさんだー。ホッピーさんの姿も。琴とベースは女性で、ドラムが湊さん。TAKUYAは黒いジャケットの中にピンクのストライプのシャツ、遠目からでも緊張しているのがわかる。フロアからは悲鳴のような歓声と「TAKUYA!」コールと「おかえり!」の声。
バンドだったROBOTSの音とは、既に違っている。琴の音(ね)とシンセとギターの不思議な襲(かさね)を見るよう。ボイトレをしたせいか、歌も変わった。声が前に出るようになり、ボーカリストになってきたなと思う。以前の、拙いながらも勢いがあり、味のある歌い方も好きだったが。
ほとんどが11月に発売になるアルバムからの曲だった。「アルバムタイトルは『THE WIDE WILD WORLD』と言います。英語で早く言うと「ワイワイワールド」って聞こえちゃって、アラレちゃんみたいだけど(笑)」と、TAKUYA談。昨年、下北SHELTERでTAKUYA BANDとして出た時に披露した曲もあったようだ(石垣がサポートに入った時…チケット取れず/悔)。次のシングル、切なく美しい「HOTARU」、「WASABI-SOI-SOURCE♪」という歌詞でフロアとの掛け合いも楽しい(が結構難しい)曲や、英語詞の曲もある。新しいTAKUYAがそこにいた。
ただJAMの「KYOTO」、ROBOTSの「コイビト」で一番盛り上がったような気がするのがちと残念…。もちろん耳なれた曲の方が盛り上がりやすいだろうし、解散してからTAKUYAに会ってない人が多いから嬉しいのもわかるんだけど…。まあ、これからだ。
JAMファンは、それほどライブ慣れしていないのかな?MCをさえぎることも多々あって、嬉しい気持ちを暴走させ過ぎな感が否めなかった。
アンコールが無く、客電も点いちゃったけど、帰り始める人を横目で見ながら拍手を続ける。おっ結構フロアの子達も粘っている。よし、頑張れ!なんせ前に下北251でROBOTSのライブの時に、ほとんどアンコールかけなくて、アンコール無かったことがあったのだ。ちゃんとセットリストに予定されていたのに。予定調和のアンコールに慣れ切ってるとしか思えなかった。私はずっと拍手してたので、あの時も悔しかったな。→しかもそのことについて「おかしいなあ、セットリストにあったのになんでやんなかったんだろう?」ってくらいにしか思ってない奴らが多過ぎでそれもまた(怒)。
でも今回は皆よく頑張った!TAKUYAがアコギを抱えて登場!やった〜!「新人なんで、もう曲が無い…もう一度同じ曲やります」と「HOTARU」をアコースティックで。この曲の本来の形。ずっと、1年間あちこちでアコギ1本で歌われてきた曲。すっっっっごい感動した。いい曲だ…。
これから、どんなTAKUYAの音楽が生まれて来るんだろう?と期待もできたライブでしたー。レポは遅くなったけど。
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